第65回春季関東地区高等学校軟式野球大会の決勝戦が6月5日に行われ、慶應義塾高等学校(日吉)の軟式野球部が頂点に立った。過去には全国優勝の実績もある同部だが、春季の関東大会を制したのは初。全国につながる夏の大会に向け、早くも始動している。
関東地区大会を前に行われた神奈川県大会。同野球部は決勝戦で法政二高に3対2で惜敗したが、上位2チームに入ったため関東大会へコマを進めていた。
県大会では、決勝で敗れはしたものの計4試合で17得点・8失点。得点力が目立ったが、福田修也監督によると「(17得点は)たまたま」。特に8点を失った守備面に目を向け、「エラーが失点に絡む場面が多かった」と振り返った。
福田監督は同部のOBであり、また同大学硬式野球部の出身でもある。社会人監督として招かれ、約3年半前から同部の指揮をとっている。
直接指導できるのは週末や祝日が中心だが、コーチや主将、副主将への指示を徹底することでチームの状態を把握している。
失点の減少に取り組み臨んだ関東大会では、計4試合を15得点1失点。決勝戦では作新学院(栃木)を3対0で完封し、初優勝に花を添えた。
「(1失点は)評価したいが、まだまだ」と厳しい姿勢の福田監督。一方で「(優勝は)素晴らしい結果」と選手をたたえた。
目指すは夏の全国
主将としてチームをまとめるのは、ミーティング等でチームメイトと話し合う時間を大切にしているという兵地祐人さん(3年)。「県大会は失点が多かったのが反省点。(関東大会に向け)いかに修正するか、チームとして日々の練習で取り組んだ」と話し、「まだ通過点。今回は勝てたが、次はどうなるか分からない。夏に全国大会に出場できるよう、個々の意識を高めていきたい」と今後に向け気を引き締めていた。
そんな主将を前に、同校教諭で部長の新井田和人さんは「今の気持ちを忘れずに、夏の大会でも勝ち上がってもらいたい」と話していた。
夏の大会は県大会、南関東大会とあり、全国大会は8月末に兵庫県の明石市等で行われる。
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