KSPふれあい祭り 地域と商店会が一体に
かながわサイエンスパーク(KSP)の一大イベント、ふれあい祭りが今月22日・23日に開催された。
同施設の入居商店等で構成されるKSP商店会(松原宏司会長)が主催し、施設周辺の住民らからなるKSP環境保全等住民委員会(冨田誠委員長)が共催。施設と地域の関係者が一体となって盛り上げた祭りでは、趣向を凝らした様々なステージが繰り広げられた。
台風15号も去り残暑から一転、過ごしやすい一日となった23日は近隣町内会交流デー。今年は近隣の保育園、小中学生の出演プログラムが増えた。舞台上で披露された演技や演奏の一つひとつに大きな拍手を送るなど、来場した多くの親子連れらがイベントを満喫した様子だった=写真=。
例年は夏季に開催されてきたイベントだが、今年は節電対策の影響もあり延期となっていた。ようやくの開催を受け、松原会長は「ここまで(開催延期など)紆余曲折があったが、近隣町会や施設の皆様のご尽力で開催できた」と関係者に感謝の意を表した。
冨田委員長は、周辺地域の活性にはKSPの発展が不可欠とし、「今後も、より皆様に喜んでいただけるような企画を考えたい」と次回の開催も見据えていた。また長年、同祭りの開催に協力し、保育園児や小中学校の児童・生徒らの出演調整等に携わってきた同委員会の若杉和身事務局長は「多くの地域の子ども達がステージに上がり、保護者の方々にも喜んでもらえたのでは」と話していた。
なお、今イベントの売上の一部が義援金として東日本大震災の被災地に寄付される。
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4月26日