国学院大学陸上部員へ委嘱 区内を走り防犯活動
地域防犯への若年世代の参加促進の一環として、地域の若者らに防犯の協力を依頼する「防犯ボランティア団体」委嘱式が今月7日、高津警察署(鳴海達之署長)で行われた。
委嘱を受けたのは大山街道沿いに合宿所を置く国学院大学陸上競技部(前田康弘監督)の部員。屋外でのトレーニング等の活動の際に、防犯の文字が胸に印刷されたビブスを着用し、防犯への参加意識の向上と周辺住民に対する意識高揚を目的としている。
当日、署長室を訪れた前田監督と5人の部員は、さっそくビブスを着用し、鳴海署長から委嘱状と50人分のビブスを受けとると表情を引き締めていた。部員らは「自分たちがビブスをつけて走ることで、地域防犯に貢献できればうれしい」「練習している時も応援していただいている。この地域の方々が好きなので、今後もボランティアで協力していきたい」と話していた。
鳴海署長は「陸上部の部員が練習している姿は見慣れてきた。特別なことをするわけではなく、ビブスを見せることで犯罪抑止の効果になることを期待しています」と防犯意識が区内に広まることを期待した。
高津署では、区内で活動する団体などに防犯協力の要請をしている。昨年10月には、高津区二子の勇志会空手道神奈川県本部(松井宣治師範)に通う子どもたちが、同様の防犯ボランティア団体として委嘱され、活動を行っている。
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4月26日