梶ヶ谷の人形劇団 定期公演スタート 主婦6人が手作りの舞台
2011年3月に梶ヶ谷で誕生した主婦6人による人形劇団『にこにこあおむし人形劇団(森真佐乃(まさの)代表)』が、地元梶ヶ谷のスペースカリヨンで18日、定期公演をスタートさせた。初回公演で披露した手作りの人形劇は子ども達から喝采を受けていた。
同劇団結成の構想が生まれたのは、森さんの長男が5年前に私立梶ヶ谷幼稚園に通っていた時。森さんは別の劇団に所属し施設等で公演を行っていたが臨時公演を依頼されたため、親しくしていた母親たちに人形劇に参加することを持ちかけた。人形劇の楽しさに触れた出演者との会話で新劇団発足を希望する声が挙がったことから、2011年3月に同劇団を結成した。
メンバーは、森さんをはじめ、中條裕子さん、三田いづみさん、田所有希さん、千葉由江さん、渡辺啓子さんの6人。いずれも同幼稚園に子どもが通っていた。
これまでは近隣の子育て支援センターや養護施設などから公演を依頼され、不定期に活動を行っていた。しかし定期公演で多くの人に劇を見てもらいたいと、梶ヶ谷で開催することを決めた。
18日の初回公演では、あおむしやうさぎ、亀などを使った劇を披露。手の込んだ人形やセットに、来場した30人以上の親子から歓声が上がり、子ども達と一緒に歌う場面も見られた。
公演をスタートさせた森さんは「皆さんに温かく迎えていただいて楽しく出来た。今後も新しいことに挑戦したい」と話し、メンバーは「みんなでおしゃべりしながら作り上げている。楽しみながら出来る」「みんなが笑顔で喜んでくれると達成感がある」と劇団と公演の魅力を話した。
定期公演は10月以降、スペースカリヨンで月1回を予定。料金は親子1組300円、定員は親子先着15組。申込みは【メール】nikonikoaomushi@yahoo.co.jpまたは【URL】http://www.geocities.jp/nikonikoaomushi/まで。
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4月26日