感染性胃腸炎 市が予防を呼び掛け 流行発生警報を発令
川崎市が実施する感染症発生動向調査で、同市はこのほど、第48週(11月26日から12月2日)での感染性胃腸炎の患者報告数が警報基準値を超えたとして、流行発生警報を発令した。
市の発表によると、同期間の報告数は26・38人で、定点当たり20人という警報基準値を上回った。11、12月はノロウイルスでの胃腸炎感染者数が増加するとされ、今年は例年より流行の傾向がやや早いという。
年齢別の感染者数は5歳以下が67・5%で、ほぼ例年通り約7割を占めた。
同調査は、市が感染症の予防やまん延を防ぐために取り組んでいる事業。市は毎週市内の医療機関33カ所から感染性胃腸炎の患者数の報告を受け、定期的に情報を公表している。
感染症の予防策として、市は排泄後のほか、食前や外出先から帰宅したときの手洗いの徹底が大切としている。生鮮食品の調理では、十分に洗浄した上で食材の中心までしっかり加熱するよう呼び掛けている。
問い合わせは市健康福祉局健康安全室(【電話】044・200・2432)まで。
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4月26日