溝口で書道教室を開く書道家の島崎鳳濤(ほうとう)さんが、4日からパリで開かれたジャパンエキスポ2013に参加、初の海外出展を果たした。迫力ある作品の展示や書道パフォーマンスなどを通じ、文化交流を図った。
ジャパンエキスポは書道や日本画、茶道など日本の伝統文化のほか、漫画やアニメ、ゲームなどに触れられるヨーロッパ最大級の日本文化イベント。各文化のブースが約700カ所設置され、コスプレイベントやコンサートなども行われた。フランスのパリ近郊にあるノールヴィルパント展示会場で毎年開かれており、今年は4日間で20万人以上が来場した。
フランスでは日本文化への人気が高まっており、以前から出展を勧められていた島崎さんは「日本の伝統文化にどのくらいの興味があるか知りたかった。自分の作品に対する反応も見てみたい」と参加を決め、書道作品を収めた額や掛け軸、はがきに書をしたためた作品など約70点を展示した。
ブースには多くの外国人が訪れ、島崎さんの壮大な作品や色鮮やかな書を鑑賞。島崎さんが来場者の名前を書きプレゼントするパフォーマンスでは、行列ができるほど人が集まり、200枚以上を書き上げた。島崎さんは「会場は大勢の人で溢れ、熱気に包まれていた。希望していた書を通しての交流が図れて良かった」と振り返った。
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