振り込め詐欺を未然に防いだとして、株式会社ゆうちょ銀行高津店(高松茂店長)、八千代銀行久地支店(細野達也支店長)、セレサ川崎農業協同組合梶ヶ谷支店(草野広美支店長)に高津警察署から感謝状が贈られた。
八千代銀行では2月18日、現金900万円を引き出そうとする女性(77)に男性行員が対応。息子を名乗る男から「会社の現金が入った鞄を失くした。お金が必要」と連絡が来たという女性の話から、振り込め詐欺を疑い、息子に連絡。詐欺が発覚した。同署は通報を受け「騙されたふり作戦」により金銭を受け取りに来た20代男を逮捕した。
また、ゆうちょ銀行では19日、ATMで息子に200万円を送金しようとした女性(80)を、案内人が窓口へ誘導。詐欺の疑いを感じた担当者が息子に連絡を取るように説得する間に、息子から連絡が入り発覚。「妊娠させてしまったので示談金が必要」という内容だった。
セレサ川崎農業協同組合では26日、早朝、現金220万円を引き出そうとする女性(80)に窓口の女性が対応。「孫が借金を作った」という話から、典型的な詐欺と疑い警察に通報。孫本人に確認を取り詐欺が発覚した。
同署は「金融機関と連携し、取り締まり強化を行っていきたい」と話した。
高津区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|