国内の若手スイマーたちが競い合う「第37回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会」が3月27日から同30日まで、東京辰巳国際水泳場で開催され、NECグリーンスイミングクラブ(NECGS)溝の口に所属する3選手が優勝に輝いた。
伊賀崎ひかるさん(17、当時白鵬女子高2年)は50M自由形に出場。25・39秒で泳ぎ切り、JOCでの自身初優勝を手にした。「8月のインターハイ、9月の国体に向けて、良い一歩が踏み出せた」と喜びを語る。さらに好タイムを出すために「今後は、泳ぐフォームをもっと綺麗にしたい」と意欲を見せた。将来は五輪出場を目指している。
50M平泳ぎ13〜14歳の部で優勝を果たしたのは山尾隼人さん(13、当時西中原中1年)。「順位が良くて嬉しかった」と話す一方、29・13秒の記録について「タイムには納得していない」と自らを戒めるように言葉を紡ぐ。「目標は全中(全国中学校水泳競技大会)の決勝出場。もっと勢いを出すために、キレのある泳ぎができるようになりたい」
中野功大さん(12、当時東高津小6年)は、50M平泳ぎ11〜12歳の部で王者の座を勝ち取った。決勝での記録は30・59秒。自身のベストタイムでの優勝だった。「50Mでは優勝できると思っていた。でも100Mで2位だったのが悔しい」と中野さん。「前半は誰よりも早く泳げる。でも後半で勢いが落ちるので、体力、筋持久力を強化したい」と自らの課題を分析した。
NECGS溝の口は今大会、多くの選手の活躍が光り、全国クラブ対抗戦で総合5位を獲得した。
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