バスの中から乗客を救出する訓練
２０２０年の東京オリンピックを見据えた警備対策の一環として、高津警察署と高津消防署、（株）東急トランセは６月11日、東急バス高津営業所でバスジャックを想定した訓練を行った。
訓練は、走行するバスに硫化水素の入ったビニール袋とナイフを手にした男がバスを乗っ取ったと想定。駆け付けた警察署員が犯人役を説得しながら取り押さえた。更に、車内に硫化水素がばら撒かれ、乗客が取り残されたと想定。化学防護服を着た消防署の高津救助隊が乗客の救出と除染作業を確認した。警察署の古宮忠男署長は「区内でもいつこの様な事案があるか分からない。今後の訓練に活かしてほしい」と話した。
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