多摩区の明治大学平和教育登戸研究所資料館で企画展が行われている。戦後70年の節目に新たな証言や資料を加え、アジア太平洋戦争で極秘の兵器開発や秘密戦の中核を担った軍事施設の真実に迫る。
登戸研究所は旧日本陸軍の秘密戦の中核を担っていた施設。戦時中、細菌兵器や風船爆弾、相手国の経済を混乱させるための偽札などが作られた。
今回で6回目となる企画展のテーマは「NOBORITO1945〜登戸研究所70年前の真実」。9月26日までの第1期では、戦時中に行われた風船爆弾作戦や研究所の分散・疎開、「本土決戦」への準備が進められてきた実態に焦点を当てている。
入館料無料。開館時間は午前10時〜午後4時まで。日〜火は休館。(問)同館【電話】044・934・7993
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