神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2017年4月14日 エリアトップへ

全国JOC春季大会 区内クラブが快泳 リレー、個人種目で優勝

スポーツ

公開:2017年4月14日

  • X
  • LINE
  • hatena
2冠を達成したリレーチーム
2冠を達成したリレーチーム

 ジュニア世代のトップスイマーが集う第39回全国JOC春季大会が3月27日から4日間、東京辰巳国際水泳場などで開催され、区内のNECグリーンスイミングクラブ溝の口とカワサキスイミングクラブに所属する選手が活躍を見せた。

NECGSC溝の口

 NECグリーンスイミング溝の口は、13〜14歳区分でクラブ初となる団体優勝を果たした。けん引したのは、男子400mフリー、メドレーリレーの2冠だ。

 フリーリレーのメンバーは、水野大輝君(神奈川大学付属中)、椎橋遊理君(戸越台中)、菅原海心君(平中)、中野功大君(西中原中)。事前のエントリータイムから優勝候補だったこともあり「勝てて嬉しかったし、ほっとした」と椎橋君は振り返る。実は大会のひと月前、メンバーの1人、田渕海斗君がケガで欠場。急遽、メンバー入りした菅原君は「焦ったけど田渕君にアドバイスをもらいながら全力を尽くせた」と話し、任された第3泳者で首位に立つ快泳を見せた。アンカーの中野君は「田渕君がすごく応援してくれたことが嬉しかった」と話す。

 メドレーのメンバーは菅原君、中野君、福原慎太朗君(鶴見大学付属中)、椎橋君。第1泳者から一度も首位を譲らず圧勝だった。第3泳者(バタフライ)の福原君は「前の2人が流れを作ってくれた」と緊張せずレースに挑めたという。

 水野君は「夏は個人も勝てるように。メンバーは変わるけど、夏も優勝を狙いたい」と語った。

カワサキSC

 カワサキスイミングクラブは、西川知希君(西高津中)が11〜12歳区分50m自由形で優勝、100mで準優勝を果たした。同クラブの競泳優勝は8年ぶり。

 西川君は「ターンした時に『勝てる』と思っていた。結果が出た瞬間は嬉しかった」と振り返る。50mのタイムは自己ベストの24秒74。前哨戦となる2月の大会で優勝できなかった悔しさが原動力になったという。

 指導する新井洋之さんは「ピークを決勝に持ってくる集中力のある選手。この先が楽しみ」と期待する。今春中学に進学。「上の学年の人と戦えるように」と西川君。7月の県大会で上位を目指す。

 また、同クラブでは、水球(12歳以下)で3位を獲得。優秀選手に村尾陸太君(西高津中)、武田豪大君(宮崎中)が選ばれた。

 同大会は日本水泳連盟が主催。18歳以下(大学生を除く)の選手が出場でき、年齢毎に競泳は5区分、水球は4区分に分けて頂点を目指す。今大会は330クラブが出場した。

優勝メダルを見せる西川君
優勝メダルを見せる西川君
銅メダルを手にする水球チーム
銅メダルを手にする水球チーム

高津区版のトップニュース最新6

溝口神社で「こどもフェス」

4月29日

溝口神社で「こどもフェス」

SDGs関連の試みも

4月26日

飛鳥時代の倉庫復元

橘樹官衙遺跡群

飛鳥時代の倉庫復元

「歴史公園」来月オープン

4月26日

市制100年で1万発に

多摩川花火大会

市制100年で1万発に

今年の開催概要決まる

4月19日

「おいしさの技術」に迫る

県立川崎図書館

「おいしさの技術」に迫る

「食」テーマの企画展、話題に

4月19日

「川崎の町名」改訂版発行

日本地名研究所

「川崎の町名」改訂版発行

新たな「由来」などを反映

4月12日

「しあわせ職場賞」に喜び

久地「日本理化学工業」

「しあわせ職場賞」に喜び

障害者の働き甲斐、支援

4月12日

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook