中原区役所消防訓練 区民参加で防災意識向上へ 3月9日(金)実施
中原区役所では3月9日(金)、大地震を想定した消防訓練を実施する。開庁以来毎年行っている訓練だが、今回は初めて区民が参加する。区民の防災意識向上にもつなげる考えだ。
中原区役所では昨年3月11日の震災をうけ、「来庁者の安全確保のため災害が起きた直後にどのように対応すべきか」などの課題が生じたことから、今回は初めて区民参加型で訓練を実施する。
想定は平日の昼、庁舎内で講演会が開催され多くの人が来庁している中、東京湾北部を震源とする震度6弱程度の地震が発生するというもの。昨年10月より開始した緊急地震速報の庁内放送を利用し、来庁者及び職員の安全確保や避難誘導、初期消火など、大災害発生時の初期対応を重点的に確認する。
区役所では「地震を想定した訓練に参加することで、区民一人ひとりが防災への意識を高めてもらえれば。いざという時にパニックを起こさないようにも備えてほしい」と話している。
訓練中に開催する講演会では、川崎市危機管理アドバイザーの大貫啓行氏が「大規模地震発生時における中原区の被害想定と対策」について話す。これは市が毎年行っている『かわさき市民アンケート』で「自分のまわりでどれくらいの被害が出るのか」「家庭では何ができるのか」といった意見が出たことを受けてのこと。
起震車体験や水消火器訓練なども行う予定。参加費は無料で、当日先着100人。時間は午前9時40分から正午。希望者は当日区役所5階会議室へ。問い合わせは中原区役所総務課(【電話】044・744・3124)まで。
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