川崎北法人会女性部会 電力15%削減に向け始動 女性目線の節電項目掲げ
公益社団法人川崎北法人会の女性部会(朝山昌子会長)は、「無理なく節電」をキーワードに家庭内などの使用電気量を15%削減する『いちごプロジェクト』をスタートさせた。このほど武蔵小杉駅と武蔵溝ノ口駅で啓発活動を行った。
いちごプロジェクトとは、節電目標の「15%」にかけ、「全国各地で広く栽培されるいちごのように全国的に継続して取り組める事業に」との思いから名付けられた。
2年前に全国の女性部会をまとめる全法連女性部会連絡協議会が発案。原発事故以降、節電への意識が高まる中、「無理なく節電」することをキーワードに、節電を習慣化させようと啓発活動などを実施している。川崎北法人会女性部会は今年県内でいち早く同プロジェクトをスタートさせた。
同会では「このエリアは人口が増えており、一人ひとりの節電への意識が重要だと思った。啓発活動にはメンバーの協力が必要。全国的にもまだ実施できていないところも多いが当会は約70人のメンバーが所属しているため力を入れて取り組みたい」と話している。
節電の項目には、女性目線の内容が盛り込まれ、「エアコンの設定は28℃を心がける」「冷蔵庫の設定を強から中に変え、食品を詰めすぎない」「日中は不要な照明を消す」「テレビは省エネに設定し、画面の輝度を下げる」「便座の保温・温水のオフ機能、タイマー機能があれば利用する」「ご飯は早朝にタイマー機能で1日分まとめて炊く。炊いたご飯は冷蔵庫や冷凍庫で保存する」「長時間使わない電気機器はコンセントからプラグを抜く」などの項目を設けている。朝山会長は「節電は一人ひとりの意識が大切。しかし今年はとても暑く、節電を意識しすぎると熱中症になる恐れもあるので、無理せずに出来る範囲で協力してほしい」と呼びかけている。
なお同女性部会では節電以外にも租税教室や税に関する絵はがきコンクールなども実施。「健全な経営と正しい納税、社会貢献」をテーマに地域密着の活動を展開している。
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4月26日
4月19日