中原署管内 自転車盗難被害が急増 1/1〜7/21までで405件の被害
中原警察署によると今年1月から7月21日までの自転車盗難被害が405件に上ったことが分かった。昨年同時期は297件で、108件増加しており中原署では注意を呼び掛けている。
自転車盗難が急増した原因として中原署では「自転車を盗んで部品や本体ごと海外で販売し利益を得ることを目的とした窃盗団や、犯行を繰り返す特定の非行グループが区内にいる可能性が考えられる」と話す。
また、新たなケースとして、従来までは駅前の自転車置き場での被害が多かったが、最近では中心部から少し離れたマンションの自転車が盗まれるケースが増えているという。地域担当の矢島藤義次長は「自宅マンションの自転車置き場だから、ここまでは入ってこないだろうという安心感から鍵をかけずに家に帰ってしまう人も多い。自転車の無施錠はキーホルダーなどが目立つため一目瞭然。必ず鍵をかけてほしい。ダブルロック等の対策が有効」と注意を呼びかけている。
すぐに被害届を
自転車窃盗の被害に遭った場合、防犯登録を申し込んでいることで登録番号から盗難車が見つかる場合が多い。また、防犯登録をしていない場合や、ペンキなどで防犯登録が隠されてしまっている場合にも、自転車に刻印されている車体番号から盗難車が見つかることもあるという。また、放置自転車として撤去された場合であっても警察に届け出をしていれば川崎市の場合、撤去・保管費用に減免措置がされるので、被害に遭ったら届け出ることが重要だ。
矢島さんは「自転車盗難等身近な犯罪が、大きな事件や治安の悪化につながる可能性もある。今後とも呼び掛けを強化していきたい」と話す。
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4月26日
4月19日