中原区版 掲載号:2017年1月13日号

元教諭の竹内春雄さん

「不登校の子の親を支えたい」 社会

「共有の場」設け、解決の糸口に

同会世話人の竹内さん
同会世話人の竹内さん

 「不登校の子どもの親同士が悩みを共有できる場を」と、元市立小学校教諭の竹内春雄さん(68)が『不登校を考える親の会川崎の会』をかわさき市民活動センターで毎月開いている。参加した保護者からは「不登校に対して前向きになれた」などと評価されている。

 文科省が昨年発表した調査によると、全国の不登校の児童・生徒は約12万6000人。「市内どの学校でも約2〜3%は不登校があり、その数だけ悩んでいる親がいる」と話すのは、井田小学校の支援学級など市内の小学校で約40年間教鞭を執ってきた竹内春雄さん。自身も受け持った経験がある不登校の子どもが全国的に増加している中、その保護者を支える場が市内に無いとして2014年7月に『不登校を考える親の会川崎の会』を発足させた。

親子関係の悪化も

 活動は月1回、参加者は毎回5〜7人ほど。会の主なテーマは「親を元気づけること」だ。特に不登校の子どもの母親は、周囲から「子育て失敗」との批判を受けがちで、またそうした悩みを相談する相手もなく一人で抱え込んでしまうケースが多いという。保護者が自責の念にかられ余裕がなくなると、一方的に学校に行かせることを最優先に考える。しかし「それは子どもから見ると、気持ちを理解してもらえていないと映り親子関係が悪化し、問題解決から遠ざかってしまう」と竹内さんは危惧する。実際、参加者の中には、怪我を負うほどの親子喧嘩が止まなかったという事例もあったという。

大切なのは「共有と受け止め方」

 そうならないためにも、同じ境遇の保護者が互いの状況を共有し、心の安定を図り、余裕をもって子どもと接することが大切だという。「不登校の理由は、いじめや人間関係、将来への不安など様々で、決して子育ての失敗ではないと知るだけでも気持ちが楽になる」と竹内さん。また「生きているだけでいい」「不登校でも構わない」という、保護者の受け止め方を変えることも解決の糸口になるとしている。

 同会の参加者の中には、不登校の問題を解決した人や、学生時代に自ら不登校を経験した人もいる。そうした実体験も共有していく中で、参加した保護者からは「親子関係が改善できて、前向きになれた」「子どもがやりたいことを見つけて自立してくれた」などという声も聞かれているという。

次回は1月22日

 同会の今後の開催は、1月22日(日)、2月18日(土)、3月18日(土)の各回午後2時からを予定。参加無料で、当日飛び込みも可。

 問合せは、不登校を考える親の会川崎の会・竹内さん【電話】044・422・6557又は【携帯電話】090・3692・6996へ。
 

関連記事powered by weblio


9月8日不動産フェア2017

宅建チャリティ寄席@エポック中原

http://www.kawasaki-naka.jp/

<PR>

中原区版のトップニュース最新6件

妊婦健診事業、10月開始

川崎市歯科医師会

妊婦健診事業、10月開始

8月18日号

川崎に卓球 新拠点

木下グループ

川崎に卓球 新拠点

8月18日号

夏のBBQ、楽しみ方は

山の魅力 市民に発信

川崎市山岳協会

山の魅力 市民に発信

8月11日号

洪水マップ 13年ぶり更新

「ゆめサポ」で支援募る

夢見ヶ崎動物公園

「ゆめサポ」で支援募る

8月4日号

任せて安心セレモニアグループ

市内7区に9施設、信頼の葬儀でシェアNO.1

http://www.ceremonia.co.jp/sousai/index.php

「バンバンなら私もいける!」

本店・ブラッサム・ポラリス・向ヶ丘店―バンバングループに新台一挙23機種登場

http://www.prime777.co.jp/

川崎ブレイブサンダース

ホーム戦をお得に楽しめるシーズンシート・パッケージチケット販売中!詳細はHP

https://kawasaki-bravethunders.com/

<PR>

中原区版の関連リンク

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2017年8月18日号

政治の村で詳細情報発信中

お問い合わせ

外部リンク

メール版タウンニュース

ライブカフェミッシェル

タウンニュースホール

ケータイ版タウンニュース

ケータイで左のQRコードを読み取るか以下のURLを入力してください。

http://www.townnews.co.jp/m/