川崎童謡の会が20周年 会員は約2800人
童謡や唱歌を一人でも多くの人に楽しんでもらうことを目的とした市民グループ『川崎童謡の会(河野健三会長)』が4月で設立20周年を迎えた。現在の会員は約2800人。活動は市民の有志が支えている。
同グループは中原区PTA協議会のメンバーが中心となり、「地元で一緒に童謡を歌い、童謡の魅力を発信していきたい」と1993年4月に設立、200人ほどでスタートした。
活動内容は月に一度開催される定例会など。参加者はゲストによる指導を受けながら、童謡や唱歌を楽しく歌っており、定期的にコンサートも開催している。「20周年を迎えられたのは童謡の持つ魅力を感じてくれた人たちと長年支えてくれたスタッフのおかげ」と河野会長。定例会では有志スタッフが、季節に合わせた曲を選び、ゲストを手配、ステージでは飾りつけや照明も行っている。
今年3月に高津市民館ホールで開催したコンサートには、歌手の由紀さおりさんの姉で童謡歌手の安田祥子さんが出演し、会場を盛り上げた。河野会長は「童謡の会に来て歌うことで、歌が持つ温かさを感じてくれれば」と話している。
7月に記念のコンサート
7月6日(金)にはオペラ歌手の中島啓江さんを迎えて20周年記念コンサートを開催する。日本歌曲伴奏の第一人者と言われる塚田佳男さんや川崎市市民文化大使の小原孝さんも出演予定。
会場は川崎市総合福祉センター。午後2時開始。申込み・問合せは事務局(【電話】044・434・6417)。
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4月26日
4月19日