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中原区版 公開:2013年8月30日 エリアトップへ

川崎市菓子協議会の青年部部長として新しい和菓子の創作、普及に取り組む 徳植 健太さん 幸区在住 30歳

公開:2013年8月30日

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伝統に新たな風を

 ○…和菓子店の後継者世代14人で構成される市菓子協議会青年部。若手ならではのアイデアと行動力を生かし、新たな名産品作りや和菓子の普及に向けたイベントを行っている。6月の総会で指名を受け、満場一致で部長の就任が決まった。会員の中では一番年下ということもあり「先輩方を前にプレッシャーを感じる」というが「任命を受けた以上は、しっかり会員をまとめて和菓子の普及に向けて努力していきたい」と意気込む。

 〇…幸区幸町にある昭和6年創業の「新岩城和菓子舗」の後継ぎ。「看板を守ってほしい」との祖父の思いを受け、大学を中退して和菓子業界に飛び込んだ。まずは基礎を学ぶため、4年間他店で修業。その時に出会った先輩職人から「作った和菓子は自分自身の姿だ」と言われたことが今でも自身のモットーになっている。「和菓子は四季を感じながら食べられる楽しいお菓子。だからこそ作る側も楽しい気持ちを込めて作るのが大切」と力を込める。

 〇…夫人と2歳の長女の3人暮らし。たまの休みは家族サービスにいそしむという。「普段支えてもらっている感謝の気持ちもあるので、テーマパークなどにいったりして一緒に過ごすようにしている。娘とも遊びたいしね」とほほ笑む。趣味は、祖父、祖母らと有名和菓子店を巡ること。「仕事と兼ねていますけど、色々な店の和菓子を見るだけでも楽しいですし、なにより勉強になります」

 〇…新部長として一番に取り組むのが川崎を代表する新たな和菓子作り。「大型量販店で販売しているようなものではダメ。街の和菓子店ならではの商品を作りたい」。テーマに掲げるのは「地産地消」だ。川崎市農業青年協議会と協働し商品開発を進めるという。「普段使わないような食材を使ってアッと驚くようものを開発していきたい」。古き良き伝統を守りつつも和菓子業界活性化に向け、新たな風を吹き込む。

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