公益社団法人神奈川県宅地建物取引業協会川崎中支部の支部長にこのほど就任した 二宮 宏光さん 幸区在住 57歳
「公共感覚」を大切に不動産業を担う
○…「皆様に背中を押してもらい支部長に立候補した。多くの方のご協力があってこそ成り立っている」と謙虚に話す。鳩マークが目印の宅建協会支部長として、「公益社団法人である以上、当団体は消費者の利益になる活動を行わなければならない。消費者にとって安心・安全な取引を行うべく、会員自身のスキル向上がカギ」と意気込む。現在は、総会や研修会の準備に奔走中だ。
〇…大学卒業後、父の会社に入社。「父の背中を見ていて、組織を動かす指揮官になりたいと考えていた」と当時を振り返る。42歳で代表取締役に就任し、その当時から『公共感覚』を大切にしている。青年会議所の理事長を務めていた時に、まちづくりや指導者研鑽などを行い、様々な事業を通し、多くの人と関わってきた。「会社である以上、つい利益を優先しがちだが、この活動を通して公共的な知見の大切さを知ることができた」と話す。
〇…妻と娘の3人家族。冬になると家族でスキーやスノーボードを楽しみにゲレンデに出かけるという。「北海道にはほぼ毎年行っているんじゃないかな。娘の方が僕よりスノーボードがうまいんだよ」と愛娘を思い頬を緩める。また、マリンスポーツも好み、休みの日は大学時代の仲間や仕事仲間とともに東京湾に出かけることも。「海の魅力って言われても分かんないんだよな。もう海で過ごすことが習慣になってるからね」
〇…この6月に『宅地建物取引主任者』が『宅地建物取引士』へと名前が変わることが国会で可決された。「このことについて私は名称の変化だけではないと思っている。侍を意味する『士』が付くことにより、今までよりも責任が重大になると考えている。これからも区民の皆様が安心して取引できるよう努めて参りますので、是非、鳩マークの不動産屋を見たら信頼できる不動産屋であると感じて欲しい」と真剣な眼差しを向ける。
|
|
|
|
|
|
4月26日
4月19日