神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2014年9月5日 エリアトップへ

小杉駅周辺地区 府中街道の沿道整備へ まちづくりの方針を発表

社会

公開:2014年9月5日

  • LINE
  • hatena
整備予定の総合自治会館周辺
整備予定の総合自治会館周辺

 川崎市はこのほど、再開発が進む小杉駅周辺地区を通る国道409号(府中街道)小杉工区沿道のまちづくりの基本方針をまとめた。「回遊性と賑わいのある魅力的なまちづくり」をテーマに、沿道を3つのゾーンに分け機能を集約し、整備を進めていく。

 今回、基本方針を定めた区間は、府中街道の東急東横線高架下から小杉御殿町交差点先約60mまでの全長約700mの小杉工区。

 発表された基本方針では、沿道を3つのゾーンに分けて整備する。土地利用の方向性を明確にし、機能を集約することで道路の早期整備の実現をめざす。

 1つめのゾーンは『シビックゾーン』。区役所暫定駐車場のあるエリアで、区役所を中心に公共サービス機能が集中する。公共公益機能の効率的・効果的な再編整備を進める。2つめは『沿道複合利用ゾーン』。総合自治会館用地周辺のエリアで、商業と住宅機能をバランスよく配置するとともに、憩いと潤いを備えたエリアの形成を図る。3つめは『にぎわい誘導ゾーン』。小杉駅入口交差点付近のエリアで、法政通りとの交差部を中心に、現在は多くの店舗が集積する。民間活力を活かし、沿道の賑わい、駅前商業との連続性、安全な歩行空間を創出する。

 また、沿道にある総合自治会館は、平成31年度頃に完成予定の小杉町3丁目東地区の再開発ビルに移転予定で、跡地には共同ビルの建設を検討している。市小杉駅周辺総合整備推進室では「3ゾーンそれぞれに合った土地利用を進めていきたい」と話す。

用地買収は約23%

 市では、沿道の整備とともに、道路の拡幅も進めていく。計画によると、拡幅後は全幅20mの左右に自転車通行帯のある片側一車線道路になる。さらに歩道スペースが現状より広くなるという。今回の拡幅には約4500平方メートルの買収が必要で、現在は約23%が完了している。沿道の整備を進める市道路整備課では「ある程度まとまった用地ができれば、部分的に工事を進めたい」としており、平成37年度の完成をめざす。

中原区版のトップニュース最新6

住宅地・商業地とも上昇

公示地価中原区

住宅地・商業地とも上昇

住宅価格は県内トップ

4月26日

飛鳥時代の倉庫復元

橘樹官衙遺跡群

飛鳥時代の倉庫復元

来月 歴史公園オープン

4月26日

使いやすく大幅増補

市おくやみガイドブック

使いやすく大幅増補

手続きの煩雑さ解消に

4月19日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月19日

アート体験 視覚障害者に

岡本太郎美術館

アート体験 視覚障害者に

CF初挑戦、支援呼び掛け

4月15日

5年ぶり重要郷土資料に

江戸時代後期「富士信仰」

5年ぶり重要郷土資料に

市ノ坪の民家で所蔵

4月12日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook