七里ガ浜の中心に位置する桜のプロムナードの桜が植栽から40年を過ぎ、衰弱が目立つようになっている。七里ガ浜商店会(辻井紀人会長=人物風土記で紹介)では桜を保全し、街の景観を守ろうというプロジェクトの実施を決定。1月31日(日)には、キックオフイベントを開催する。
七里ガ浜地区のメイン通りには1975年、鎌倉西ロータリークラブによってソメイヨシノ12本が植栽された。以来、通りは「桜のプロムナード」と呼ばれ、住民から親しまれてきた。
しかし植栽から40年が経過した桜は近年、菌類が発生するなど衰弱が目立つようになっていた。鎌倉樹木医グループによると、抜本的な治療や植え替えには1本数十万円が必要になるという。
そこで地元の七里ガ浜商店会は桜の保全を目指す「七里桜プロジェクト」の実施を決定。今後は定期的にイベントを開催し、収益は保全に充てる。
第1回は4月の桜祭りに合わせて行われる予定だが、桜の現状を報告し問題を共有しようというキックオフイベント「おでん広場」が1月31日に開催される。正午から午後4時までで、商店会特製のおでんを楽しめる。荒天時は2月7日(日)に延期。辻井会長は「50年後も桜を楽しめるようにしたい。おでんを食べながら街の景観に興味を持ってもらえれば」と話している。問合せは【電話】0467・31・9477五條・辻井さんへ。
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