みらいふる鎌倉(鎌倉市老人クラブ連合会、沖田俊昭会長)は今年度から、計測器メーカー「タニタ」の関連会社と連携し、活動量計を活用した健康寿命延伸の取り組みをスタートさせた。7月17日には同社と共同で、一般市民も対象にした健康イベントを開催する。活動報告を受けた松尾崇市長は「皆さんが率先して健康増進に取り組んでいることは市民にとって本当に心強い」と激励した。
「みらいふる鎌倉」は、市内各地にある70の老人クラブ約3500人が加盟する団体。今年度の活動方針として「健康寿命の延伸」を掲げる同会では、計測器メーカー「タニタ」の関連会社株式会社タニタヘルスリンクと連携し、活動量計を用いた取り組みをスタートさせることを決めた。
これは同社がICチップ搭載の活動量計をみらいふる会員に提供。会員はコンビニエンスストアの店頭端末に活動量計をかざすと蓄積されたデータがネット上に送信され、毎日の歩数や消費カロリーが確認できるというもの。
全国での順位などもわかることから、目標を達成した人には特典を提供するなどゲーム性をもたせ、高齢者の外出や運動のきっかけづくりにつなげる狙いだ。今年度は役員が試験的に行い、来年度以降、会員全体に広げていくという。
また今回の提携をきっかけに、7月17日(月・祝)に両者が企画する一般市民対象のイベントも開催する。
6月2日には、今年度から同会会長に就任した沖田さんら役員が松尾市長を訪問。活動量計を使用した今回の取り組みや、7月17日のイベントについて報告した。松尾市長は「みらいふる鎌倉が率先して健康増進に取り組んでいるのは、鎌倉の将来にとって心強い」と話し、沖田会長は「高齢者にとどまらず、健康づくりの輪を広げていけたら」と意気込みを語った。
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