第69回鎌倉花火大会が7月19日(水)、由比ヶ浜海岸や材木座海岸で開催される。市が主催、有志の実行委員会の運営となった今大会は、市民参加型企画も多く用意されている。
同大会は7月19日の午後7時20分から8時10分まで、約2500発が打ち上げられ、例年通り水中花火も行われる(雨天時などは当日午前7時30分に開催の可否を決定し、市や実行委員会のホームページ等で発表する)。
市観光協会が実行委員会から退会したことから、市主催、有志の実行委員会の運営で準備が進められてきた今回の大会。開催に必要な費用は、企業団体の協賛に加えてクラウドファンディングや市民からの募金により集めてきた。
現在は砂浜で花火を鑑賞できる「特別観覧席」を追加販売中で、収益は由比ガ浜茶亭組合を通じて実行委員会に寄付される(申し込みは【URL】https://wowful.com/special_event/2で)。こうした取り組みにより、目標としていた約4千万円が集まったという。
大会当日は「パブリックビューイング」が鎌倉生涯学習センターホールで行われ、会場を飛ぶドローンや水中花火を打ち上げる台船に設置したカメラから撮影した花火が楽しめる。出入り自由、無料。
鎌倉エフエムでは、午後5時30分から「コトダマラジオ花火大会スペシャル」を、7時15分から「実況中継」をそれぞれ放送する。
翌日は市民清掃
実行委員会は大会翌日の20日(木)、市民ボランティアによる清掃活動を行う。
当日は午前7時に滑川交差点そば由比ヶ浜海岸石碑前に集合。約1時間かけて若宮大路を鎌倉駅周辺まで清掃する。参加自由。
この活動には鎌倉を舞台としたアニメ映画『きみの声をとどけたい』(8月25日公開)が協賛。専用のごみ袋を提供するという。関係者は「花火は好きでも、まちが汚れることが嫌だという声が多くあった。市民主体となって行う今回は、大会の後のまちをきれいにすることも考えていきたい」と話している。
大会の詳細は【URL】http://hanabi.kamakura-info.jp/または市観光商工課【電話】0467・61・3884へ。
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