鎌倉版 掲載号:2017年11月3日号
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由比ガ浜に子育ての拠点津波避難ビルの役割も

教育

保育園、子育て支援センターなどからなる複合施設
保育園、子育て支援センターなどからなる複合施設
 鎌倉市が由比ガ浜3丁目の市有地に整備を進めてきた子育て支援施設がこのほど完成し、10月27日、28日に内覧会が行われた。同施設は保育園と子育て支援センター、障害を持つ子どもの通所施設が一体となったもので、大地震などの際には津波避難ビルの役割も果たす。

 「由比ガ浜こどもセンター」と名付けられたこの施設。稲瀬川と材木座の市立保育園で、施設の老朽化が進んでいたこと、東日本大震災後の津波被害想定の見直しにより、両園が浸水範囲に立地していると判明したことをきっかけに、整備が計画された。

 2014年4月には第3次鎌倉市総合計画第3期基本計画前期実施計画に記載されるなど、両園を統合した公立保育園を由比ガ浜3丁目の市有地に新設することが決定。工事は16年7月から今年9月まで行われ、鉄筋コンクリート造地上3階建て、敷地面積約3661平方メートル、延べ床面積約2809平方メートルの施設が完成した。

保育園6日開園

 新設された「由比ガ浜保育園」は、11月6日(月)から保育がスタートする。

 定員は180人で、1階に0〜2歳児、2階に3〜5歳児の保育室が設けられており、当面は旧稲瀬川・材木座のクラスを維持する。

 また同園では来年1月から、最大10人までの一時預かりを実施する予定で、12月から予約を受け付ける。

 11月27日(月)には「鎌倉子育て支援センター」がオープンし、1階のプレイルームでは、主に0〜3歳の乳幼児と保護者が自由に訪れ、遊んだりくつろいだりできるほか、アドバイザーが子育てに関する相談にも対応する。

 さらに来年4月には、未就学児を対象とした発達支援、高校生までを対象とした放課後等デイサービス、障害児相談支援などを行う「障害児通所支援施設」の開所を予定しており、運営事業者を募集している。

1800人が避難可能

 同施設のもう一つの役割が、大地震で津波の発生・到達が予想される際の「避難ビル」。正面玄関の左に設けられた階段を上がれば、3階と屋上に避難することができ、最大で1800人を受け入れるという。

 市保育課は「新しい施設で災害に対する保護者の皆さんの不安を払しょくできると思う。住民の皆さんとも協力しながら、地域に根差した子育ての拠点としていきたい」と話していた。問い合わせは同課【電話】0467・61・3893へ。

玄関横の避難階段
玄関横の避難階段

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