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シリーズ【19】 知ってる?「ピロリ菌の保険適用拡大」
胃がんを招く率が高い「ピロリ菌」。今年2月から除菌治療の保険適用が拡大されたことは知っているだろうか。「以前は胃・十二指腸潰瘍がないと保険適用になりませんでしたが、胃炎でも検査・治療対象に。敷居が低くなり経済的にも負担が軽減されました」と国立がんセンターで内視鏡技術の習得に励んできた平島院長。毎月がんをテーマに連載。今月は「ピロリ菌の保険適用拡大」。
これまでピロリ菌の保険適用は、内視鏡検査で「胃潰瘍」と「十二指腸潰瘍」の2つの疾患が発見されない限り自費治療となり、高額な医療費が発生していた。しかし、今回から内視鏡検査で「ピロリ菌に関連する胃炎」が確認できれば保険適用されることに。「一度ピロリ菌に感染すると、胃がんリスクが10倍以上高まることが医学研究者により報告されています」
胃がんのリスクが極めて高いピロリ菌研究が進んでいく中での今回の保険適用拡大。「ただし、保険適用には、内視鏡検査での胃炎確認が必須です。胃がんを早期発見・治療につながる、良いきっかけになると思われます」
同院では、より高精度な診断を追究するため、がんセンターと同式の食道・胃・大腸デジタルハイビジョン内視鏡を導入している。また、病変をさらに100倍に拡大観察できる拡大内視鏡も取り入れており、”微小な病変”の発見につなげている。
「保険適用が拡大されたことで、胃がんに悩まされる患者さんがこの地域で一人でも少なくなれば」【次回は「直腸がん」について】
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