バドミントンの小学生クラブ対抗団体戦、若葉カップ神奈川県大会が5月5日、川崎市の多摩スポーツセンターで行われ、青葉ジュニアバドミントンクラブの女子が昨年に続き優勝し、連覇を飾った。7月31日から京都府で行われる全国大会に出場する。
若葉カップは、シングルス3人とダブルス2組の計5ゲームを行い、3勝以上したチームの勝ちとなる。女子団体には、9チームが参加。青葉ジュニアは予選2試合と決勝を勝ち抜き、全国の切符を手にした。
青葉ジュニアBCは初戦の虹ヶ丘バドミントンクラブに4―1で快勝。2戦目では、横浜白山バドミントンスポーツ少年団と対戦した。「厳しい試合になる」と考えた主将の高橋由衣さん(6年)は試合前にメンバーを集め、円陣を組んで気合を入れたという。2ゲームを先取される苦しい戦いとなったが、4、5ゲーム目に連勝して乗り切った。
決勝も同様に、先に2ゲームを取られてしまったが、高橋主将も参加したダブルスで流れを取り戻し、勝利を手にした。「団体戦はチームワークが大切。チーム全体の勝利」と笑顔をみせた。松川悟史代表は「優勝を意識して臨んで勝てた。全国では昨年を超えるベスト8を目指す」と意気込む。
個人は2人出場へ
5月9日には、全国小学生ABC大会県予選会が県立体育センター=藤沢市=で行われ、女子シングルスのBグループ(3・4年)で同クラブの伊藤結衣さん(4年)が優勝した。45人が参加した同グループを5試合全てストレート勝ちで制し、初めての全国大会に向け「1つでも多く勝ちたい。ベスト8を目指す」と目標を語った。
昨年の同全国大会男子Cグループ(1・2年)で優勝した松川健大(けんた)君(3年)も、前年覇者として全国大会(Bグループ)に出場する。「4年生相手でもベスト8はいきたい」と話している。全国大会は8月14日から熊本県で開催される。
2012年4月に発足した同クラブは男子5人、女子13人が所属。区内の小中学校などの体育館で週に4日練習している。「全国大会で上位に入れる選手を育てる」というチーム方針のもと、6人のコーチが指導に当たる。「小手先の技術に頼ると、将来的にあまり伸びない。基本プレーを徹底的に教えている」と松川代表は話す。
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