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「三次元解析装置」が話題 青葉台・小川眼科に聞く
テレビ番組でも先日紹介された、眼球を三次元解析する装置「光干渉断層計」(OCT)。目のさまざまな疾患を早期把握しようと、眼科ではより先進的な医療機器が普及しつつある。OCTを導入している青葉台の小川眼科に、仕組みや特徴について聞いた。
「目の奥にある網膜の断層画像を見ることができるので、通常の眼底写真では分かりにくい異常も早期に把握できる」。OCTの可能性について、小川泰典理事長はそう話す。この機器では放射線を使わず、通常の可視光線に近い光をあてるため、何度使用しても人体への影響はほとんど見られないという。
あらゆる病状ターゲットに
視野が欠けてくる緑内障、iPS細胞を用いた治療が注目されている加齢性黄斑変性のほか、黄斑前膜など目のあらゆる病状が、検査の対象になる。
「例えば緑内障であれば、網膜が薄くなっている部分を把握することもできるので、視野のどこが欠ける可能性があるのか、発症前に予測することもできる」。一般的に自覚症状はほとんどなく、知らないうちに病気が進行しているケースが多いという緑内障。あらゆる病気の予防だけでなく、進行をくい止めるためにも、検査の必要性は高そうだ。
「緑内障の家族がいる人、高血圧や糖尿病の人はもちろん、40代以上の人は特に、目の状態を一度確認しておくと、早期発見の可能性が広がる」と小川理事長。同院では画像をモニターで見られる電子カルテを採用。目の状態をその場で確認することができる。
自覚症状が出る前に眼科の検査を受けておけば、早期治療にもつながりそうだ。
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