元石川高校放送部(海部弘顧問)の臼井風海(ふうな)さん(3年)、吹野真子(まこ)さん(2年)が6月に行われたNHK杯全国高校放送コンテスト神奈川大会で入賞した。2人は、7月26日から東京都渋谷区で開催される全国大会に出場する。
臼井さんは、ラジオドキュメント部門で2位、テレビドキュメント部門で4位の好成績を収め、2部門で全国への切符を手にした。いずれも独自にテーマを決め、7〜8分程度の番組を制作するというもの。
昨年に続き2度目の全国出場となるラジオ部門では「高校生の恋愛事情」をテーマに設定。親世代と比べて交際している人が身近に少ないことを切り口に、各学年にアンケートを実施。同校教諭や県職員など10人ほどにインタビューし、7分間の番組に仕上げた。テレビ部門では「授業中に携帯電話をいじる生徒が多いのはなぜか」という身近な疑問をきっかけに8分間の映像を制作。アンケートやインタビューに加え、授業風景を撮影するなど工夫を重ねた。臼井さんは「かなり頑張ったので本当に嬉しかった。高校3年間最後の大会なので楽しみたい」と笑顔をみせる。
吹野さんは、日常の校内放送活動での取り組みなどを発表する校内放送研究発表会で2位を受賞。部活動の発声練習で使用している「アクセント辞典」と、日頃高校生が使っているアクセントの違いに着目し、プレゼンテーションを行った。県大会では緊張のあまり、間違ったアクセントで発表するという失敗も。審査員からも指摘され「絶対入賞できないと思った」と苦笑する。全国大会では発表の仕方を見直した上で本番に臨みたいと語る。
また、昨年11月に行われた県大会の「情報自由の部」で優勝し、7月30日から行われる全国総合文化祭にも出場する吹野さん。広島県で行われる同大会には、「観光」をテーマにしたホームページコンテストに出品する。鎌倉やみなとみらいなど、県内の観光地を紹介するホームページを制作中だ。「しっかりしたものを作って、県代表として成績を残したい」と意気込みを話した。
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