「青葉区の魅力」をテーマに募集していた「フォトジェニック青葉フォトコンテスト」(青葉区役所主催)の入賞作品が決まり、最優秀賞にはたちばな台在住の小島政夫さん(70)の「竹林の小径」が選ばれた。
コンテストは区内在住、在勤、在学、または区内で活動する写真団体に所属している人を対象に行われたもので、「花と緑のあるまち」がテーマだった昨年度に続き2度目。
今年度は106人から寄せられた302作品について、横浜美術大学教授の三橋純さんと横浜市民ギャラリーあざみ野の森井健太郎館長が審査を行い、最優秀賞以下49作品を選定した。
雨上がりに撮影
定年を機に写真を始めた小島さん。昨年度は優秀賞だったが、今回は最優秀賞に輝いた。小島さんによると、撮影した「もえぎ野ふれあいの樹林」内の竹林は、散歩中に偶然発見したという。あまり知られていない場所だと感じ、「ここも青葉区の魅力だと思って」撮影を決めた。1度目は上手に撮れなかったが、「雨上がりだと色がきれいに出る」と、写真を学んでいる「鴨志田フォトクラブ」の講師から聞いたこと思い出し、雨上がりの朝に再度撮影。色鮮やかな竹林を切り取った。
「他の入賞作を見ても、自分より写真の上手な人ばかり。ただ、この場所を選んだことと、雨上がりに撮れたことが良かったのかな」と小島さんは控えめに喜びを話す。しかし、審査員の三橋教授からは「本来写真には無いはずの“時の流れ”や“空間”を感じさせる」と評される力作だった。
8日から写真展
入賞49作品は3月8日(金)から14日(木)まで青葉台東急スクエアSouth―1本館5階とSouth―2・1階で展示される。午前10時から午後9時(最終日は7時まで)。観覧無料。区役所(問)045・978・2286
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