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お蔭さまで7周年 シリーズ㉕ ワクチンの次は内視鏡検査を 取材協力/こにしクリニック
大腸がんは増加傾向にあり、年間5万人弱の人が亡くなっている。部位別死亡原因の第3位、女性では第1位だ。病気から身を守るために必要なことは何なのか―。鷺沼駅近くに開院して7周年を迎えた「こにしクリニック」の小西一男院長に聞いた。「大切なのは大腸がんにならないこと。大腸内視鏡検査で直接大腸の粘膜を観察することで、ポリープや前癌病変の早期発見につながる」と定期的な検査を呼びかける。
同院の大腸内視鏡検査は、鎮静剤を使用して緊張を和らげ、炭酸ガスで腸管を膨らませて検査を行う。炭酸ガスの使用は検査後お腹の張りを軽減することに有効。検査は15〜20分程度。同院ではポリープを100倍近くに拡大観察できる拡大内視鏡や画像強調機能を使用し、精度の高い検査を実践。ポリープ日帰り切除も可能だ。
「お蔭さまで7周年を迎えられた。今後も地域密着の医院として消化器系・内科系の医療サポートを担っていきたい」と小西院長。コロナ感染リスクのため、検査を敬遠してきた人もいるのでは。この冬は内視鏡検査を検討してもらいたい。
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