「青葉区民マラソン大会」が3年ぶりの通常開催として11月27日に行われる見込みだ。新型コロナウイルスの影響で2020年度は中止、21年度はオンライン開催だったが、主催者は感染対策を講じて実施する意向を示しており、ランナー募集は7月末を予定する。
感染対策を第一に
14年の区制20周年を記念して始まり、青葉ふるさと協議会と青葉区民マラソン運営委員会が主催する同大会。19年の第6回大会には828人が参加するなど、定着したスポーツイベントとなっている。主催2団体は開催に向け、新型コロナの感染状況を注視しながら検討を進めてきた。今年3月に行われた東京マラソンなど成功事例も参考に、感染対策に最大限配慮した上での開催を決めたという。
同委員会の菊池侃二委員長は「まだ調整をしている段階で、3年ぶりの開催に向け、慎重に進めていきたい」と話している。事務局となる青葉区役所の担当者は「ランナーから『今年こそはリアル開催を』という声をたくさん聞いてきた。公道をランナーたちが一緒に走る醍醐味は通常大会ならでは」と話す。
現時点では参加人数などは第6回大会に比べて縮小せず、種目は従来同様10Kmを予定。コースは首都高速横浜北西線の工事が終わったことで走りやすくなるという。対象は区内在住・在勤・在学で、車道を閉鎖するため10Kmを70分以内で走れる人。参加料は検討中。
一方、感染対策としては完走者に渡していた記録証などはウェブからのダウンロードもしくは郵送などで対応し、人の密集を回避するなど工夫も行う予定。感染対策面でのボランティア募集も検討中。新型コロナの感染拡大状況によって開催内容に変更の可能性あり。募集要項など詳細は7月に公開する予定。
「初心者も挑戦を」
青葉区役所を発着点に、田園風景を楽しみながら環状4号入口交差点で折り返すコースで、アップダウンが少なく比較的フラットで初心者も参加しやすい同大会。区担当者は「コロナ禍による運動不足の解消の機会としても挑戦を検討してもらえたら」と話す。
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