東急グループが主催する「東急線こども絵画コンテスト」の表彰式が今月3日、東急百貨店(渋谷区)で行われ、高学年の部・最優秀賞に向出歩穂さん(あざみ野第二小5年)、低学年の部・東急グループ賞に野田ありささん(白百合学園小3年・田奈町在住)が選ばれた。応募総数は619点。
同コンテストは東急グループが開催した「鉄道フェスティバル2012inSHIBUYA」の一環として企画されたもの。幼児から小学生を対象に「ぼくたち・わたしたちの『とうきゅうせん』」をテーマに絵画を募集。同フェスティバルの実行委員が審査を行い、低学年の部、高学年の部合わせて28点が入選した。
独自の構図で表現
最優秀賞を受賞した向出さんは、運転席から見るホームを描いた。先頭車両に乗車したとき、構図を考えたという。運転席は写真を見ながら描き、安全確認をする運転士の手元まで細部にこだわった。「運転手が笑顔になるとホームで待つ人も笑顔になるということを描きたかった」と向出さん。絵画コンテストで初めての最優秀賞に「すごく嬉しい。がんばって描いてよかった」と喜びを話した。
通学の車内リアルに
東急グループ賞を受賞した野田さんは、車内の様子を描いた。幼稚園から電車通学をしている野田さん。居眠りをする女子児童や買い物袋を抱える女性など、日常の車内を表現した。野田さんは「『座る』、『腕を組む』のを描くのが大変だった。(受賞は)とても嬉しいです」と喜んだ。
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