解体工事が進む出店地
９月末で閉鎖したゴルフ練習場「たまプラーザゴルフレーンジ」跡地（新石川２丁目５番地）に、「（株）ケーズホールディングス」（遠藤裕之代表取締役社長）＝本社・茨城県水戸市＝が展開する大型家電量販店「ケーズデンキ」が出店する。先週からゴルフ場の解体工事を開始。完成は約１年後の来年11月の予定となる。
全国で３８３店舗を展開している同社（２０１２年６月末現在）。横浜市内での出店は、鶴見区・保土ケ区に次いで今回で３店舗目となる。たまプラーザ出店の決め手について同社は周辺に大型家電量販店がないこと、出店地から半径２Km以内は約５万世帯（同社調べ）のベッドタウンであることが挙げられるという。
敷地面積は５０５８・71平方メートル。建物は１棟で地上３階地下１階、駐車台数は２２４台を計画している。オープン日は、届出申請中で現在未定としている。
商店「人の流れに期待」
出店地近くの飲食店や衣料品店は「人通りが比較的少ない場所。新しい人の流れで店も繁盛すれば」と出店に期待する一方、住民からは「渋滞が心配」との声も。同社は「住民説明会などで各方面と協議しながらルートの整備などを検討していく」と話す。
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