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こどもの国 戦争の歴史 今伝える 29日 現地集合・ 弾薬庫めぐり
現在のこどもの国がある場所は、戦時中「東京陸軍兵器補給廠」として、戦地に送る弾薬の製造、保管、発送をする施設があった。その形跡である弾薬庫を巡る見学会「歴史をたずねて」が6月29日(日)、同園で行われる。参加は入園料のみ・申込み不要。懐中電灯と虫除け、飲み物を持参の上、午前10時半に正面入口広場に集合(雨天中止)。
過去学び未来へ
同園を訪ねた人は、緑の扉がついた洞窟のような入り口を目にした人も多いのではないだろうか。弾薬庫はコの字型で入り口が2カ所になっている。部屋の大きさは幅が25〜30m、奥行きは7m、天井は最大5〜6m。大砲や地雷、手りゅう弾が扱われていた。
終戦後は米軍弾薬庫として接収されたが、61年に返還。現天皇陛下のご結婚を記念して全国から寄せられたお祝い金を基金にして65年にこどもの国が開園、児童の健全育成のための施設へと生まれ変わった。
「見学会は毎年夏に開催していますが、要望を受けて6月にも開催することになりました」と同園。知らなかった地元の歴史を直接感じることができそうだ。
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