新成人が新横浜に集う式典（昨年）
横浜市の成人式「成人の日を祝うつどい」が１月11日（祝）、港北区の横浜アリーナで開催される。主催は市ほか市教育委員会、市選挙管理委員会、記念行事実行委員会。市によると、青葉区からは18区最多の３６０４人（昨年11月10日時点）が晴れの門出を迎える。
国内最大級の規模を誇る横浜市の成人式。対象者は１９９５年４月２日から96年４月１日までに生まれた市内在住者で、３万５３３１人（同日時点）にのぼる。
式典は午前と午後の２回に分けて行われ、第１回は午前９時40分開場、10時半開始。第２回は午後１時40分開場、２時半開始。青葉区の新成人は午前への参加となっている。
今年のテーマは「ＳＡＩＬＩＮＧ（セーリング）〜朝日かがよう海に こぎだせはまっ子」。公募で集まった市内在住の新成人９人で構成されている実行委員会が決めた。「これから、それぞれの羅針盤を指す先へ『航海＝セーリング』を始めていこう」という思いが込められている。
「浜美」学生実行委に協力
実行委員会は昨年５月頃から月１、２回程度の打ち合わせを重ねてきた。今年は鴨志田町・横浜美術大学の学生と協力し、海を渡っていく船の描かれた入場券のデザイン制作や当日の司会進行なども行う。「皆さんの記憶に残るような式にしたい」と委員会メンバーは意気込む。
式典では林文子横浜市長らがあいさつするほか、トライアスロン選手として２０１４年アジア大会優勝の経験を持ち、今年のリオ五輪の金メダルを目指してトレーニングを重ねる、日本ランキング１位の上田藍さんがゲストとして登場。新成人に向けて、熱いメッセージを送る。
また、会場の横浜アリーナは成人式を最後に、６月末までの約半年間、大規模改修工事に伴い休業することになっている。
式典に関する詳細、問い合わせは市教育委員会生涯学習文化財課【電話】０４５・６７１・３２８３。
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