神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
青葉区版 公開:2019年5月1日 エリアトップへ

令和を担う未来人 めざすはF1レーサー もえぎ野小1年の坂野君

社会

公開:2019年5月1日

  • X
  • LINE
  • hatena
これまで獲得してきた数々のトロフィー
これまで獲得してきた数々のトロフィー

 小学1年生ながら数々のカートレースで好成績をあげ、未来のF1ドライバーを夢見る坂野太絃(たいげん)君(7)。令和の幕開けにあたり、将来の活躍が期待される坂野君にカートの楽しさやこれからの目標を聞いた。

 この4月からもえぎ野小学校に通う坂野君は、3歳から電動カートに乗り始め、4歳半からエンジン付きキッズカートのレースに出場してきた。トレードマークのウミガメの甲羅をデザインしたヘルメットとレーシングスーツに身を包み、身長113cm、体重19kgの小さな体で時速90Kmのカートを乗りこなしている。

 昨年は、キッズカートの登竜門といわれる三重県桑名市の「レインボーサーキット」のカップシリーズ・キッズクラスで、年間チャンピオンの最年少記録を更新した坂野君。カートの運転に「怖さはない」と笑顔を見せ、「カーブを曲がるときや他のドライバーを抜くときが一番面白い」と語る。

 そんな坂野君の練習を支えるのは、父親の陽一さん。「カートをやりたい」と意欲をみせる息子のため、保育園時代には週4回のペースで神奈川県足柄上郡にあるサーキットに送り迎えし、練習を支えてきた。「うまくいかず悔しくて泣くときもあるが、『もっと乗りたい』という息子を見て、小さなうちに技術を磨こうと家族で協力して続けてきた」と話す。「最近は勝ちたい気持ちが強いので、日本のトップドライバーになれるようサポートしたい」

 昨年からはさらに上級クラスのレースに出場して最年少で優勝を重ね、小学2年生以上が出場条件のレースにも特別推薦枠で出場するなど、活躍を見せる。今後はいよいよ世界を見据えたレースも始まってくる。

 「もっと速くなって、世界チャンピオンになりたい」と意気込む坂野君。所属チームの山田安宏監督は「教えたことを素直に守り、丁寧に安定して走る。このまま続けていけば、日本のトップクラスに入れるのでは」と期待を寄せている。

体感速度は時速180Kmにも及ぶ=久家均さん撮影
体感速度は時速180Kmにも及ぶ=久家均さん撮影

青葉区版のトップニュース最新6

DX対応でサイト新設

地域子育て支援拠点

DX対応でサイト新設

6月開始のアプリと連携も

4月25日

防げ、小学生の交通事故

防げ、小学生の交通事故

青葉署「左右確認の徹底を」

4月25日

区制30周年祝い、運動会

少年野球連盟

区制30周年祝い、運動会

大会の開会式と合わせ企画

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

「世界で活躍」誓う

國學院大學平林清澄選手

「世界で活躍」誓う

大阪マラソン優勝祝賀会

4月11日

全員、目指すは「プロ」

桐蔭横浜大サッカー部

全員、目指すは「プロ」

初の新入生入部記者会見

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月25日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 10月19日0:00更新

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

  • 目のお悩みQ&A

    コラム㊻専門医が分かりやすく解説

    目のお悩みQ&A

    『白内障の手術は両眼を1日でできますか?』

    4月25日

  • 幸福と訳すな!ウェルビーイング

    コラム「学校と社会をつなぎ直す」㉜

    幸福と訳すな!ウェルビーイング

    桐蔭学園理事長 溝上慎一

    4月25日

  • 教えて!職人さん

    教えて!職人さん

    vol.10 専門店の「ニセモノ」にご注意を!

    4月25日

青葉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook