横浜市民大会サッカー一般の部の決勝戦が2月7日にニッパツ三ツ沢球技場で行われ、青葉区生まれのクラブチーム「イトゥアーノFC横浜」が優勝を勝ち取った。今シーズン最後の大会でのタイトル獲得に、チームは喜びに沸いた。
神奈川県社会人サッカーリーグ1部に所属し、Jリーグをめざして横浜市北部を中心に活動する同クラブ。同大会は横浜サッカー協会が主催し、今年は57の社会人クラブチームが出場。昨年7月からトーナメント制で争われ、2月7日に決勝戦が行われた。
決勝戦の相手は県社会人リーグ3部所属の「JFC FUTURO」。イトゥアーノは前半開始早々5分に國分優樹選手のゴールで先制すると、16分にも毛利大河選手が追加点を挙げ、前半を2対0とリードして折り返した。
後半に入ってもイトゥアーノの攻勢は続き、16分に小谷竜也選手、17分には石川神伊選手が立て続けにゴールを決め、勝利を決定づけた。終盤に1点を返されたが、試合はそのまま終了。4対1で優勝を掴んだ。
試合後、毛利選手は「なかなか結果が出せず苦しんだシーズンにはなりましたが、最後にタイトルを獲得できて良かったです」と喜びを語り、石川選手は「関東昇格とかリーグ優勝とか大きな結果は残せなかったですが、皆とサッカーできて本当に幸せでした」と話した。監督就任3年目にして初のタイトル獲得となった山田暢久監督は「普段の練習のようにリラックスしてプレーできた結果だと思います。また、コロナ禍にも関わらず、有観客試合で行わせてくれた横浜サッカー協会に感謝します」とコメントした。
この試合を最後にチームを引退する選手もいた同チーム。昨年末まで行われた県社会人サッカーリーグでは最終節まで暫定首位に位置していたが、残念ながらチームの目標である関東リーグ昇格の機会を逃した。チーム関係者は「来年度こそは必ず達成したい」と意気込んでいる。
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