谷本中学校ソフトボール部が8月14日から始まる「第21回全日本中学生女子ソフトボール大会」に神奈川県代表として出場する。創部以来初の全国大会出場で、今回は緑区の霧が丘学園中学部との合同チームで参加する。部員たちは「試合を楽しみ、勝利を目指したい」と意気込んでいる。 (8月5日起稿)
同大会はクラブチームや中学合同チームも参加でき、この年代で最高峰の大会の一つ。昨年はコロナ禍で中止となったが、今年は全国から48チームが出場し日本一を競う。
今回の合同チームは、霧が丘学園中学部ソフト部の顧問である堀田哲史教諭が2年前まで谷本中でソフト部顧問を務めていたことなどがきっかけ。霧が丘に赴任後、両校で練習試合などを行い、特に昨年のコロナ禍では遠征の代わりに一緒に練習を重ね、切磋琢磨してきた。
そして3年生にとっては最後となる今大会。指名選手を含め10人でプレーするソフトボールで、両校の部員は10人ずつ。単独ではぎりぎりだったことから今回初めて合同チームを組んで参加し、6月の県予選で準優勝。県代表として全国大会出場を掴み取った。
チーム名は「ドリーム&バズ」。キャプテンを務める霧が丘3年の苅谷真奈さんは「最初は互いの知らない部分も多くて難しかったが、積極的に声をかけてチームワークを高めてきた。すごく良いチームになった」と笑顔で話す。合同チームの監督を務める谷本中の先崎純平教諭は「勝つことも大事だが、まずは一生懸命プレーして全力で楽しんでほしい。全国大会という最高の舞台でスポーツの素晴らしさを体感してほしい」と部員たちを鼓舞した。
大会は8月14日から大阪市で開かれる。同チームは1回戦シードで、初戦は福岡県と茨城県代表の勝者と対戦する。
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