首都高速・横浜北西線高架下の新たなスポーツ施設、「谷本公園テニスコート・多目的運動広場」があす4月1日に開所する。2014年の横浜青葉スポーツ広場の閉鎖から約8年で関係者の悲願だった再整備。3月19日にはオープニングセレモニーが開かれ、参加者から喜びや感謝の声が数多く聞かれた。
同施設は約3500平方メートルで、テニスコート4面とゲートボールやフットサルなどに使える多目的運動広場を有する。施設の一般利用は4月から開始される。同施設は周りより地盤を高くしているため、雨が溜まっても大きな影響が出ないようになっている。
セレモニーには、主催の青葉区や横浜市関係者のほか、区連合自治会長会の関根宏一会長や区スポーツ協会の菊池侃二(かんじ)会長らが来賓として参加。横浜北西線の建設工事に合わせて閉鎖された以前のスポーツ広場にはテニスコートやゲートボール場などがあり、多くの所属団体が利用していた区スポーツ協会にとっても施設の再整備は悲願だった。あいさつに立った菊池会長は「何とか復活してもらいたいと皆で行政に要望してきた。高架下で地権者が複雑な難しい土地だが、皆さんのおかげで復活できたことに感謝したい」と語った。小澤明夫区長は「多くの区民の皆さんに利用していただき、コロナ禍において一層重要性を増した健康づくりに寄与することを期待している」と語った。
今後、北側の整備も
この施設は谷本公園の拡張区域として整備されたもので、管理は同園の指定管理者が行う。
また、同園球技場に隣接し、別の多目的運動広場のある北側エリアについても市は整備計画も立てており、土地取得を進めている。同エリアには硬式野球場の整備や駐車場増設などを検討しているという。
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