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子育てコラム「もみじのおてて」【11】 人見知り、場所見知りが心配
5月に入り、4月から保育園に通い始めた子どもたちも園生活に慣れ、泣き声から楽しそうな声が多くなってきました。
当園では慣らし保育の期間を1週間程度取ることを推奨していますが、実際は1カ月位は泣いてしまう状況です。小さなお子様が初めて大好きなママと離ればなれになるのですから、大泣きするのは当然です。その泣き声から不安や寂しさを読み取ることができます。
当園では早く慣れてもらうために工夫をしています。それは「毎日同じことを繰り返すこと」。担当保育士、保育の場所、登降園や食事の時間などを極力一定にします。これにより「この人は安全な人なんだ」「この場所は安全な場所なんだ」と気づいてくれます。一定にしないと、多くの人や場所を覚えなければならず時間がかかります。
前回、地域の子育て支援についてお話しましたが、そういう場で人見知りや場所見知りで泣いてしまうお子様もいます。「うちの子だけなぜ泣いてしまうんだろう」と心配になりますが、大人でも初めての人や場所を不安に感じるものです。経験の少ない子どもなら尚更のこと。無理にイベントに参加せずママに抱っこされ、見学だけでも良いと思います。「泣いてしまうから」と閉じこもらずお外に出ましょう。その時は同じ場所に何回も行くとよいでしょう。
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