東京急行電鉄(株)は、たまプラーザ駅北側に建設した分譲マンション内に、地域住民が集う各種機能を併せ持った複合施設「CO―NIWA(コニワ)たまプラーザ」を10月11日に開業する。カフェや保育所、共用スペースで住民同士の交流を促し、暮らしやすいまちづくりを目指す。
同施設は東急百貨店に隣接する分譲マンション「ドレッセWISEたまプラーザ」(美しが丘1の8の1)のA棟・B棟・C棟内の1階と2階部分にある6カ所から構成。
1階には地域住民同士が交流を深めるコミュニティカフェ3店舗のほか、学童保育を設置。2階には共有型のオフィス空間であるコワーキングスペースが10月23日にオープンするほか、来年4月には認可保育園も開園予定だ。また、地域住民も利用可能な共用スペースや、屋外のイベント広場なども用意されている。
地元との連携も
同施設の設置は横浜市と東急電鉄がたまプラーザ駅北側地区をモデル地区として進める「次世代郊外まちづくり」の一環。産・学・公・民の連携で既存のまちの持続・再生を目的としている。今回の開業で生活圏内に買い物、福祉、医療、子育て、コミュニティ活動など、地域に必要な機能を適切に配置する「コミュニティ・リビング」の実現が可能になるという。
また、東急電鉄はオープンに合わせて地域活動を促す「(一社)ドレッセWISEたまプラーザエリアマネジメンツ」を9月に設立。入居テナントとマンションの管理組合、東急電鉄の事務局で構成され、地元自治会や商店会、市民団体などと連携することで、地域の情報拠点を目指す。東急電鉄の担当者は「エリアマネジメントとの相乗効果により、郊外住宅地での新しい暮らし方が生まれたら嬉しい」と話す。美しが丘連合自治会の辺見真智子会長は「多世代の住民が集う先進的な施設にするには、住民からの発信や企画も必要不可欠。色々なことを提案していきたい」と語った。
入居施設は以下の通り。【コミュニティカフェ】「ワインショップ・エノテカ カフェ&バーたまプラーザ店」/「コニワコーヒー」/「マルフード」【認可保育園】「(仮称)グローバルキッズ美しが丘園」【学童保育】「キッズベースキャンプαたまプラーザ」【コワーキングスペース】「美しが丘オフィス・美しが丘ワーキングスペース」
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