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緑区版 公開:2011年9月8日 エリアトップへ

緑警察署の新署長に本日付けで着任する 遠藤 文雄さん 秦野市在住 57歳

公開:2011年9月8日

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真っ直ぐな想いで

 ○…「身が引き締まる想い。まずは地域の安全を守る署員の教養に力を入れていく考えです。前任者に負けないように管内の治安対策に取り組んでいきたい」。先月末の内示を受け、本日8日付けで緑警察署の新署長に着任。初の署長職に「落ち着いて、着実に一つひとつの物事を解決していきたい」と優しい表情で想いを話す。

 ○…福島県生まれで9人兄弟。「実家は山一つ越えれば猪苗代湖があります」と話し、山々に囲まれた自然豊かな故郷を想う。親戚に警官がいたことから警察官という職業を意識する機会は幼少期から多かった。地元の高校へ進学後2年生の時に人生の転機となる「浅間山荘事件」が発生。自分の体を盾に人の命を守る警察官の姿を見て「俺の仕事はこれだ」と決心した。採用試験に合格し、第一志望とした神奈川県警察に入署することとなった。

 ○…初配属は小田原署。新米警官は2年間交番勤務で経験を積んだ。その後は以前から憧れ希望を出していた第二機動隊員、関東管区機動隊分隊長などを歴任し、成田空港開港前後の周辺警備にもあたり、火炎瓶や石が飛び交うような事件なども目の当たりにしてきた。その中でいつも心がけてきたことは”自分には嘘をつくな”という気持ち。現場で培ってきた、常に真っ直ぐな想いで住民の安全を守らなくてはならないという使命感を胸に、緑署ではリーダーシップを発揮していく。

 ○…緑区は「区名の通り緑の多い場所ですね」と印象を話す。今後は、緑区民が安心して暮らせる安全な街を先頭に立って守って行く。そのためには地域を見守る住民の協力も必要だと考える。署として犯罪や事故の発生情報をその都度発信することで「一人ひとりの犯罪に対する心構えをしっかり持ってほしい」と期待する。新署長として住民からの様々なニーズを的確に捉えて期待に応えられるよう、心の信念を燃やす。
 

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