神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
緑区版 公開:2013年3月7日 エリアトップへ

3月9日の『みどりーむまつり』で講演を行なう 大尾(だいお)美登里さん 市内在住 58歳

公開:2013年3月7日

  • LINE
  • hatena

”強い街”目指すムードメーカー

 ○…「被災地で見聞きしたことを伝えたい」。9日、みどりーむで「災害弱者を支え合える活動は何か?」をテーマに講演を行なう。以前、他の地域で開いた講演会を「みどりーむまつり」に協力する団体メンバーが聴き、その内容、人を引き込む人柄が評価され、依頼された。「皆さんと一緒になってテーマについて考えていく会にしたいですね」

 ○…みんなが災害弱者である――ことを一番に伝えたいと考える。「災害時は、元気な”今の自分”でいられないと想定して、自分の生活に合った防災グッズなどの準備をすることが必要。何より、周囲の人たちとの普段からのネットワークづくりが大切です」と話す。「いざ」というとき、それぞれの力を出し合い、助け合うことが窮地を凌ぐ重要な手段と考えるからだ。「隣の人を助け合う精神をもってもらいたいですね」

 ○…現在、保土ケ谷区の中途障害者地域活動センターの所長を務める。脳卒中などで後遺症が残る人々を支える場として精力的に福祉活動に取り組む毎日だ。福祉に関わるようになったのは、民生委員だった祖母の手伝いを幼いころからしてきたことがきっかけ。施設で重視するのが『誰もが介護されるばかりでなく、支援者にもなれること』だ。「うちの施設利用者が3・11の時、帰宅困難者に対して、元調理師の腕前を発揮して料理を振舞ったことは忘れられません」。理想を目にした感激を自身の力に変えていく。

 ○…講演会や防災訓練などでみせる、そのバイタリティが持ち味だ。笑顔を絶やさず、周囲を盛り上げるムードメーカーの役割をこなす。元々は消防隊員。トイレも更衣室も男性用しかなかった時代に、数少ない女性消防隊員として学んだことが防災での活動に生かされている。「災害に強い横浜の立体模型を、障害者や被災者など、みんなで夢を語りながら作りたい。それが減災につながることを祈って」
 

緑区版の人物風土記最新6

小泉 浩子(ひろこ)さん

4月26日の「ポップ&クラフト絵手紙教室」で講師を務める絵画指導インストラクターの

小泉 浩子(ひろこ)さん

長津田在住 49歳

4月25日

高倉 徹さん

緑図書館の館長に着任した

高倉 徹さん

都筑区在住 60歳

4月18日

佐藤 俊明さん

緑消防団の団長に就任した

佐藤 俊明さん

十日市場町在住 66歳

4月11日

金成(かなり) 賢一さん

緑警察署長に着任した

金成(かなり) 賢一さん

区内在住 59歳

4月4日

薬真寺 麻美さん

「四季の森Enjoy Local Market」の運営に携わるほか、中山で「エンリッチザハートマルシェ」を主催する

薬真寺 麻美さん

白山在住 43歳

3月28日

川口 信二さん

今年、霧が丘での花の植栽活動が10周年を迎える

川口 信二さん

霧が丘在住 75歳

3月21日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月18日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

緑区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook