神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

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緑区版 公開:2016年10月6日 エリアトップへ

地域交流型カフェ「TamaCafe」のオーナーを務める 武田 陽子さん 台村町在住 48歳

公開:2016年10月6日

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「人と人繋げる場所に」

 ○…2年ほど前、母親が経営していた店跡にカフェをオープン。店名から1文字とり、「TamaCafe」と名付けた。母が営む「玉寿司」は地域の人々にとても愛された名店だった。「母が亡くなり店を閉めるとなったら、自分がここで店をやろうという気持ちが沸々と込み上げてきて」。目指すのは人々の傍らにいつもある、温かい場所。店内の一部をフリースペースにし、教室やカルチャー団体に貸出し、趣味の手作り品の委託販売も始めると多くの人が集まるようになった。「こんな場所が欲しかった」。そう言ってもらえる瞬間がとても嬉しい。

 ○…台村町で生まれ育つ。「まさにこの店が実家。商店街の中で育ったの」。短大卒業後、大手百貨店でショッピングセンターの店舗管理などに携わっていたが、学生時代から憧れていた「しゃべる仕事」が諦めきれず、JRAのナレーターに転身。その後フリーを経て現在に至る。中山まつりや盆踊りの司会を務めて20年。地域のイベントには欠かせない存在だ。「司会業は脇役であれ」が信条。目立たず、控えめに行事を盛り上げるよういつも心掛けているという。

 ○…ブライダルの司会を頼まれていた経験から、いつか自分の店で結婚式を行うのが夢だ。「料理と司会は私。カフェで練習するゴスペルグループがいるし、お花の先生もいる。この店で出会った2人が結ばれる場面に立ち会えたら素敵」と目を輝かせる。

 ○…「地域を盛り上げるのが役割」。カフェのブログやSNSには膨大でコアな地域情報が次々と行き交い、さながら中継基地局のよう。それが口コミで広がり、行政機関や文化団体、主婦、芸術家など多くの人が店に集うようになった。そこから新たな出会いが生まれ、面白い取り組みがどんどん始まっている。「ここに集うのは皆”何かしたい人”。その思いを繋げる場所として、カフェを”一人前”に育てたい」

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