緑区版 掲載号:2016年12月15日号 エリアトップへ

「みどりおもちゃドクターの会」の副代表として運営の中心的役割を果たす 望月 明さん 白山在住 82歳

掲載号:2016年12月15日号

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「思い出の品を守りたい」

 ○…壊れてしまったおもちゃをまた遊べるようにする会を立ち上げて15年。地区センターなどを拠点に年20回程度「おもちゃ病院」を開き、仲間と協力しながら、これまで数えきれないほどの修理を行ってきた。「子どもたちの『ありがとう』という声と満面の笑顔が楽しみでずっと続けていきたくなる」と自身も満面の笑みをこぼす。

 ○…機械設計の仕事を定年退職した際、「生涯続けられる趣味を見つけよう」と港北区の「おもちゃドクターの会」の扉を叩いた。「元々模型が好きだったし、仕事で培った技術が役に立つと思って」と当時を振り返る。そこで学んだ技術やノウハウを活かし緑区で会を設立。ほとんどの玩具が”完治”して子どもの手に戻るが、時には”入院”が必要なケースも。「材料を買いに都内までいくと、妻に『そこまでするの』と苦笑されます」と頬をかく。電子回路の修理など専門的な修理は自身の手で行うが、簡単な処置は子どもと一緒に取り組む。「ずっと遊んだ思い出の品は自分の手で治した方が、より大切になる」

 ○…戦時中、空を駆ける戦闘機の姿に心奪われた。「思えば戦闘機の模型を好きになったことがドクターの原点かもしれません」と目を細める。今も戦闘機好きは続いており、自室には模型がズラリ。以前は孫のおもちゃも治していたが「今では大学受験を控えて、会う機会もすっかり減ってしまった」とこぼす。夕方になると、蛍光ベストを身にまとい「児童見守り隊」として下校中の子どもを見守る。「ドクターを始めてから子どものことがもっと好きになりましたね」

 ○…今後は、子どもと一緒に修理を行う場を設けることが目標。「アイディア玩具づくり」などのイベントを通して科学への興味を持ってもらえたらと考えている。「壊れると捨ててしまう家庭が多いが、おもちゃは治るもの。どんどん頼ってほしい」と自慢の模型を手に笑顔で語った。

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