緑区版 掲載号:2018年2月22日号
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鴨居第四地区自治会長を務める 作田 豊彦さん 鴨居在住 73歳

理想の自治会設計図、胸に

 ○…花見大会や盆踊り大会など、地域行事を円滑に行うための準備に余念がない。一人ひとりに役割を持ってもらうことで、若い世代も身近に参加できる自治会が理想だという。役割を明確化した分担表も自ら作り上げた。防犯のため、犬を飼っている人が散歩をする時、帽子や襷、腕章を付けてもらう「わんわんパトロール」も推進。楽しく、安全で住みやすい街を目指し、鴨居を駆け回る。

 ○…東京都出身。父の転勤の都合で、札幌や横浜など、さまざまな土地で子ども時代を過ごした。ボーイスカウト活動に励み、キャンプや山登りなどにもよく出かけていたという。「子どもの頃、自然が大好きだったから、大学で土木工学科へ進んだのかな。でも、深い理由はなかったかも」と笑った。進学後、コンクリートや橋の構造などを幅広く学んだ。

 ○…卒業後は設計の仕事に就く。まだまだ道路や橋などのインフラが整備されていなかった時代。「道が出来ることで多くの人に喜ばれた。日本がどんどん発展していくことを肌で感じた」と振り返る。新しい知識を吸収し、必死に技術を磨く日々は、刺激的で飽きることはなかったという。気が付けば、設計一筋、50年の月日が流れていた。

 ○…高齢となった母と一緒に暮らすために鴨居へ移り住んだのは、約30年前。地域と関わるきっかけになったのは、子どものボーイスカウトへの加入だった。子どもと一緒になって、清掃活動や祭りに参加するなど、自然と地域との関わりが増えていった。そのような姿が評価を集め、自治会に誘われると、運営に携わるようになっていった。朝は、母の食事を作り、自治会の資料作成や会議参加など、今も多忙な日々を送る。自治会活動のために自転車で4丁目を駆け回っているという。「良い運動になるよ」と優しく笑う。「一人ひとりが役割を持てるよう、地域のことを設計していけたらうれしい」

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