緑区版 掲載号:2018年9月13日号
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「みどり・歌の会」の代表を務める 植木 武裕さん 長津田みなみ台在住 74歳

飽くなき探求心を音楽へ

 ○…長津田地区センターで行われた音楽講座「緑区の歌を歌おう♪」。緑区のイメージソングを歌いながら、交流を深める同講座の講師を務めあげた。今年7月、さらなる上達を目指し、継続的に歌の練習に励む「みどり・歌の会」を参加者らと一緒に立ち上げた。現在、10月にある祭りに向けて練習を重ねているという。「歌は、ストレス発散にもなるし、仲間もたくさん増える。良いことだらけだよ」と笑う。

 ○…大阪府生まれ。子どもの頃は、動植物の観察ばかり。「なぜ、植物は成長するのか」。そんな素朴な疑問を頭の中に思い浮かべる日々。植物の光合成について、大学院まで研究に没頭した。「探求することが大好きなんだ」。卒業後、(株)ブリヂストンに入社。長年、新タイヤの開発などに情熱を注いできた。自身の行ってきた研究とは、畑違いだったが、培った探求心を存分に発揮した。

 ○…40代の頃、がんで妻に先立たれたことが人生の転機となった。2人の娘はまだ小学生だったが、海外出張もあり、多忙な日々。「子どもとの時間を大切にしたい」と、会社を辞め、予備校の教師へ転身し、子どもを育てあげた。音楽との出合いは、50歳の頃。カラオケが上手くなりたいと、合唱団に飛び込んだ。それまでは音楽と無縁の生活。持ち前の探求心を音楽に注ぎ込み、みるみる上達。区内外問わず、コンサートを自ら企画するほどになった。来月もイタリアなどへ音楽修業に出かけるなど、フットワーク軽く飛び回る。

 ○…5年前からは、健康のため水泳も始めた。泳ぎの上手い人を見つけては、話しかけ、自身の泳ぎ方のアドバイスをもらうという。「何歳になっても挑戦していたい。失敗したことも多い。でも、挑戦してきたからこそ、今の自分がある」

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