緑区版 掲載号:2019年8月29日号 エリアトップへ

50周年を迎える緑保護司会会長を務める 木村 升(のぼる)さん 鴨居町在住 72歳

掲載号:2019年8月29日号

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耳を澄まして声を聞く

 ○…犯罪をした人や非行のある少年少女への支援に取り組む保護司。犯罪予防のためのイベントなども実施している。区内の会員をまとめあげる立場だ。社会貢献がしたいと、62歳の時に保護司となった。相手の心の古傷に触れてしまう過去の話は一切しない。先入観を持たず、相手の声に耳を傾け続けてきた。「心を開いてもらえた瞬間に一番の喜びを感じますね」と顔をほころばせた。

 ○…子どもの頃に夢中になったのは、無線作り。自分の作った無線で、知らない人と通信できた瞬間の感動は今でも忘れない。もっと物理を学びたいと、大学院まで進学。学んだ知識を活かそうと原子力発電所の安全性を解析する仕事に就いた。仕事は楽しかったが、激務だったこともあり、結婚を機に30代半ばで高校教師の道へ。物理が実社会でどのように役立っているかを伝える授業を行い、生徒の目の色が変わった実感があったという。

 ○…だが、中には勉強の苦手な生徒や非行少年も学校にはいた。そんな生徒には、目先のことだけでなく、「将来どうなりたいのか」を問いかけ続けた。企画した勉強合宿では、勉強のできない子もできる子と切磋琢磨させる環境を作ることで、誰も”置いてきぼりの子”を出さないことを心掛けた。「一緒に考え、とことん寄り添えば、人は変われるものだよ」と言葉に熱がこもる。その姿勢、接し方は、保護司の活動にも生かされている。

 ○…「体力や記憶力の衰えを感じるよ」と言いつつも、「自分でアプリを作ってみたい」と夢を語る。最近、健康のために散歩で出歩くことが多いという。「どのような場所を訪れたのかを記録しておくアプリがあったら便利でしょ。作れると思うんだよね」とにこり。今も果てしない好奇心は尽きないようだ。

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