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障害のことを伝えるオンラインイベントを企画している 大石 洋一さん 十日市場町在住 52歳

掲載号:2021年4月29日号

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自分の気持ちに正直に

 ○…自分をコントロールできなくなる躁状態とうつ状態を繰り返す精神疾患「双極性障害」がある。「4人家族で、妻と息子にも障害があり、障害者率75%の家族だ」と隠すことなく、積極的に周りに伝えている。動画投稿サイト「ユーチューブ」上で企画するトークイベントでは、「ありのままを伝えることで、障害への理解が深まればうれしい」と前を向く。最近では、映像制作の仕事も舞い込むようになってきた。「障害者らしい、新しい働き方を作っていきたい」

 ○…学級代表をするなど、優等生タイプだった。川和高校在学時は、ラグビーに汗を流し、県ベスト8に。大学ではヨット部の主将を務め、大手企業に就職した。だが、22歳の時、双極性障害を発症。発作的に2階のベランダから飛び降りようとしたこともあった。家族に必死に止められ、入院せざるを得なかった。務めていた企業も退職。その後、20以上の職に就いたが、続けることはできなかった。

 ○…妻と結婚したのは38歳の時。苦労をしてきた過去。そんな境遇が重なり、意気投合した。2017年、障害のことを伝えるため、映像配信を始めた。発信することで、周囲に障害への理解が広まっていったという。経済的負担を少しでも軽くするため、クラウドファンディングで資金を集めるなど、新しい挑戦を果敢に仕掛ける。「障害があるから『仕方ない』と諦めたくない」

 ○…息子と一緒に、川崎にある市場まで魚を買いに行く。その様子も動画で発信している。「日常を発信しているので、ぜひ、見てもらえたら」とにこり。区内の起業支援拠点などにも通い、地元とのつながりも深まっている。「ご縁を大切に、自分の気持ちに正直に生きていきたい」

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