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緑区版 公開:2021年11月4日 エリアトップへ

地元農家とコラボしたクラフトビール作りを行っている 石田 美寿々(みすず)さん 三保町在住 35歳

公開:2021年11月4日

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”ものにする”姿勢で前へ

 ○…1874年創業の老舗酒販店「坂口屋」の跡取り娘。昔からつながりの深かった佐藤農園とコラボしたクラフトビールの商品企画を行う。使用する農産物はすべて十日市場産。「醸造所も十日市場にある。まさに、地域で生まれたビール」とほほ笑む。商品名は、農家とコラボしたことがすぐに分かるよう「農×Beer(のびーる)」とした。「弊社と農家さんが一緒に”伸びていきたい”という意味も込めた」とにこり。「一缶に十日市場の魅力がぎゅっと詰まっています」

 ○…父の勧めもあり、大学生の頃に通ったワインスクール。経営者など様々な人に出会え、刺激をもらった場所だ。「国籍や性別、年齢関係なく、つながれるきっかけになる」と米国からワインを輸入する会社へ入社。魅力を消費者に伝え、試飲会の企画などに奔走する日々を送った。

 ○…会社員時代、ワインを学ぶためにオレゴン州へ約3カ月間研修に。英語は苦手だった。それでも、接客している会話をノートに書き取り、自宅で暗記した。「まだまだ米国でワインと英語を学びたい」。そんな思いが帰国後に沸き立ち、会社を辞め、夫婦で渡米。ワインの作り方や売り方を大学で学びながら、ワイナリーで働いた。「学んだことを仕事ですぐに実践。”ものにしてやろう”という姿勢で必死だった」と振り返る。

 ○…2人の子どもは、可愛い盛り。「自然が豊かで、商業施設などにも近い緑区は子育てがしやすい環境」と笑顔を見せる。帰国後は実家の坂口屋で働き、主に広報などを担当している。培った英語力などを生かして「『のびーる』を世界に発信していきたい」と夢を描き「まるで、我が子のように愛情と思い入れがある。多くの人に飲んでほしい」と語った。

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