23日開催の人形劇のボランティアで平成23年度緑区人形劇公演運営委員会の中心メンバー 本田 義之さん 寺山町在住 57歳
音楽で緑区を元気に
○…ボランティア募集に手を挙げ5月から月一回、音響技術や司会進行、チラシ作成など裏方作業を学んできた。23日に控える人形劇では、会場周辺の整理、来場者の誘導を担当する。当日は、笑顔でお客様を出迎える予定だ。「スタッフが笑顔だと、お客様も笑顔になると思うんです。少しでも楽しんで頂ける雰囲気作りを心がけ、満足していただけるイベントにしたい」
○…中山小、中学校卒業の地元人。学生時代に流行っていたグループサウンズに影響を受け、以来”音楽人”に。休み時間にギターを演奏し、川和高校入学後はフォークソング同好会を結成。大学時代は髪を伸ばし「ジーパンに下駄を履き、駒沢公園で毎日のように歌っていましたよ」。57歳となる今でもいくつものバンドを掛け持ち、先月には結成10周年を記念してライブを行った。今の目標は「新しくできる文化センターでおやじバンドイベントをやりたい」。現在、舞台裏を学んでいるのもそんな思いからだ。
○…2年前に退職するまで、市内の食品会社に勤務。マーケティングや広報を担当し、全国に放送されたCM制作に携わったことも。そんなことから今回のボランティアでも広報宣伝を担い、ビラ配りや区内各施設などを回り、来場を呼びかけた。「なかなか手にとってもらえないんですよね」と苦笑いを浮かべるが「魅力をアピールして少しでも多くの人に来ていただければ」と”広報のプロ”としての顔をのぞかせる。
○…息子がオーストラリアで働いている姿を見て「家族で一番イキイキしていて羨ましくて」と何事もやりたい時に行動することをモットーとしている。「わたしは音楽が大好きなので、音楽を通じて、色々なことができれば」との思いから、緑区民音楽祭実行委員会にも所属し、副委員長を務める。「文化センターも完成しますし、緑区を音楽で盛り上げていけたらいいですね」。これからも音楽とともに活動する。
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